活動報告

国際研究集会「東アジアの宗教儀礼―信仰と宗教の往還」を開催(2014/12/13~14)

 2014年12月13日(土)14日(日)に、文系総合館7階カンファレンスホールにて、人類文化遺産テクスト学研究センター、国立歴史民族博物館、広島大学敦煌学プロジェクト研究センターが主催する国際研究集会『東アジアの宗教儀礼―信仰と宗教の往還』が開催され、学内外から150人が参加した。研究集会は「東アジアの宗教と信仰―ジェンダーの視点から」「場と身体の再生と循環する時間―"民俗の力"を問い直す」という2つのシンポジウムで構成され、阿部泰郎氏(本学教授)と松尾恒一氏(国立歴史民俗博物館教授)の司会のもと、講演や報告が行われた。13日には荒見泰史氏(広島大学准教授)による基調講演「敦煌文献より見た唐五代の女性を取り巻く社会環境」と小林奈央子氏(愛知学院大学講師)と澤井真代氏(法政大学沖縄文化研究所研究員)による宗教空間における女性のジェンダー認識についての報告がなされ、14日の午前中には江口啓子氏(本学大学院生)、恋田知子氏(国文学研究資料館助教)による「尼と尼寺をめぐる円卓会議」が催された。14日の午後には、ハルオ シラネ氏(コロンビア大学教授)による基調講演「二次的な自然と護符的な力―都と里山」が行われ、松山由布子氏(本学研究員)、黄潔氏(中国・広西師範大学大学院生)、小池淳一氏(国立歴史民俗博物館教授)が日本や中国の民俗社会や祭礼の場における宗教知識の働きについて報告した。


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・プログラム

I 東アジアの宗教と信仰― ジェンダーの視点から

2014年12月13日(土) 13:00~17:30

[総合司会]

阿部泰郎(名古屋大学文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター)

[基調講演]

●荒見泰史(広島大学)

敦煌文献より見た唐五代の女性を取り巻く社会環境

●小林奈央子(愛知学院大学)

霊山と女性―ジェンダー宗教学からの再検討

●澤井真代(法政大学沖縄文化研究所)

琉球列島の女性祭司における神と人

[コメンテーター]

兵藤裕己(学習院大学)


2014年12月14日(日) 9:30~11:50

尼と尼寺をめぐる円卓会議

●江口啓子(名古屋大学大学院)

『新蔵人』絵巻に見る女性と信仰―善妙寺と光明真言について

●恋田知子(国文学研究資料館)

尼と物語草子


II 場と身体の再生と循環する時間― "民俗の力"を問い直す

2014年12月14日(日) 13:00~17:40

[総合司会]

松尾恒一(国立歴史民俗博物館)

[基調講演]

●ハルオシラネ(コロンビア大学)

二次的な自然と護符的な力―都と里山

●小池淳一(国立歴史民俗博物館)

日本民俗の時間観―陰陽道の民俗的展開を中心として

●黄潔(中国・広西師範大学大学院)

記憶された伝統―桂北侗寨の送火儀礼と災難をめぐる語り

●松山由布子(名古屋大学研究員)

奥三河花太夫所蔵文献に見る牛頭天王信仰と儀礼

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